南部鉄器における鋳造技術の汎知化(はんちか)および、AI技術の適応研究

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南部鉄器における鋳造技術の汎知化(はんちか)および、AI技術の適応研究

株式会社LIGHTz(本社:茨城県つくば市、代表取締役社長:乙部信吾、以下LIGHTz)は「日本鋳造工学会」主催の全国講演

大会にて、岩手県の伝統産業である南部鉄器を例に、岩手大学の鋳造技術センターの平塚貞人教授、タヤマスタジオの

田山和康氏、田山貴紘氏とLIGHTzで取り組んだ共同研究の成果を発表したことをお知らせいたします。

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【研究背景、目的】
近年、南部鉄器の若手職人の増加傾向にあります。現在の教育は熟練者からの口伝や実践が主流となっており、

20年目にして経験した作業を2~3年目の職人に経験させるという、経験の積み方にも変化が見受けられます。
しかし、技術伝承の課題としてベテランの暗黙的なノウハウでは、工程や事象に対するメカニズムが

わからないという若手職人の声が上がっています。
そのような問題を解決するために、教育の方法を経験にもとづくフロー型から、知識にもとづくストック型へと移行し、

若手自身が考えるような学習を促進する環境をつくり、知識を現場に展開することが目的となっています。

【研究内容】
①熟達者知見の可視化(田山和康氏の有する製造ノウハウ(現場知見))
②学術者知見の可視化(平塚教授が有するアカデミックな知識)
③知識共有プラットフォームの開発

上記の研究により「製造時にどこに着目しているか」という現場知見と、「なぜ現象が発生するのか」という学術的な視点を融合した

"ハイブリッドAI"を構築することを達成。これにより現場の経験則に対して工学的な根拠を持たせることが可能なります。

<今後の展開>

主に今後の展開といたしましては、

1つ目に、Indst Parkに投入するデータベースの拡充をおこなうこと。

2つ目に、若手職人による試用をおこない、ツールの有効性の検証、より良い活用法の追求を

おこなうことを予定しております。

<概要>
公益社団法人日本鋳造工学会 第179回全国講演大会

【日時】
 2022年5月20日(金)~23日(月)
【会場】
大同大学・Zoomによるオンライン配信
名古屋市南区滝春町10番地3

【お問い合わせ】
株式会社LIGHTz 広報部
https://lightz-inc.com/contacts/


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