プレスリリース
フロントローディングを支援する3Dプラットフォーム 「blooplinter(ブループリンター)」をリリースいたしました
株式会社LIGHTz(本社:茨城県つくば市、代表取締役社長:乙部信吾、以下LIGHTz)は、3Dデータと熟達者のナレッジを連携することにより、設計から製造における手戻りを大幅に削減し、リードタイムの短縮に寄与する「blooplinter(ブループリンター)」の提供を2023年10月2日より開始いたしました。
プロダクト専用サイト :https://pr.blooplinter.com/
フロントローディングを支援する3Dプラットフォーム
品質とコストは製品設計段階での決定が8割を占めます。そのため、エンジニアリングチェーンにおけるフロントローディングが非常に重要です。前出し検討が肝要であり、初期の段階で品質とコストを最適化することが、安定した生産管理につながり、競争力を高める鍵となります。そして、製品設計において、検討段階での適切な戦略立案と最適な意思決定が、製造業の長期的な成長に不可欠です。
今回リリースした「blooplinter」はフロントローディングを強力に支援する3Dプラットフォームとして、多くの製造業の現場をサポートし、企業全体の成長に寄与することを目指しております。
製造業における「間(はざま)」の問題を解決
多くの製造業において、ベテラン社員と若手の間、設計と製造の間、メーカーとサプライヤーの間には、複雑に絡み合った問題が多数存在しています。LIGHTzはそれらの問題を解決することをミッションに掲げ、独自技術である、「汎知化」技術や「ブレインモデル」テクノロジーを活用し、多くの企業を支援してまいりました。
今回、これらの「間」の問題を根本から解決すべく、3Dデータに「汎知化」技術を応用した新しいソリューション「blooplinter」をリリースいたしました。
3D形状と各種ナレッジを紐づけることで、投入された3DCADデータから熟達者のノウハウの提示、類似部品検索、自動ルールチェックなどが可能となります。これにより過去の経験から重要管理が必要な形状、製造要件チェックに必要な形状などを把握し、検討漏れを未然に防ぐことで、設計から製造の手戻りなどを削減。検討工程でのリードタイムを大幅に短縮いたします。
<画面イメージ>
※画像は開発中のものにつき、実際の仕様とは異なる場合があります。
【blooplinterの強み】
・3D特徴形状ごとに「ナレッジデータ」を紐づけて一元管理
・新規部品に対する過去ナレッジの転用を強力に支援
・特徴形状単位でナレッジ化することで、新規部品への活用が可能
・特徴形状の組み合わせにて、類似形状の検索が可能
<blooplinterによるフロントローディング改革>
blooplinterはリソース不足による機会ロスの削減、コア技術の継承、検討時間の削減などすべての製造業が直面する業界課題を解決し、思考業務の自動化と技術伝承を同時に実現します。
LIGHTzはこれからも、様々な地域で活躍するものづくり企業を「技術継承」の視点から支援することで、地域の活性化、ひいては地域の新たな魅力づくりに貢献していく所存です。
【blooplinter】
【LIGHTzについて】
株式会社LIGHTzは、「人と社会に良質の"気づき"を提供し世の中の豊かな成長に貢献していく」という理念を掲げ、2016年10月、日本の先端知が集結する学究都市つくばに設立されました。LIGHTzの中核となるのは、独自に開発した【BrainModel®テクノロジー】 というAI (人工知能) 技術です。
私たちは、この「BrainModel®」を活用した技能継承のことを「汎知化®(はんちか)」と呼んでいます。その展開のフィールドは、私たちが進出している地域拠点(佐賀、岩手、等)に留まらず、また、企業の大小の別、業種に限らず、全国各地に広がっています。
社名のLIGHTzは明るい未来をやさしく照らす光="灯(ともしび)"を表しています。
今後もものづくり分野で培った技能伝承のノウハウを様々な分野に展開し世界の成長に貢献してまいります。
【会社概要】
会社名:株式会社LIGHTz
所在地:茨城県つくば市千現2‐1‐6
代表者:乙部 信吾
設立:2016年
事業内容:スペシャリスト思考のAI化と実務適用支援
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社LIGHTz 広報部